みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。
今回は、国内でも最大級の広さを誇る動物園「よこはまズーラシア」の中編レポートをお届けします。特に「アマゾン」「日本」「中央アジア」「オージーヒル」エリアにフォーカスしてご紹介します。
当サイトは「横浜市立よこはま動物園」とは一切関係がございません。来園当時の内容と思った事、オススメポイント、注意点などをまとめた内容です。 当サイトの内容は参考情報として頂き、横浜市立よこはま動物園様に問い合わせる事はご迷惑となるのでしないようにして下さい。
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本記事は2025年05月03日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。
ズーラシア 前編、中編、後編のリンクです。
【おでかけ】よこはまズーラシア前編-アフリカのサバンナ・アフリカの熱帯雨林・わくわく広場- | Heyてつブログ
【おでかけ】よこはまズーラシア中編-アマゾンの密林・日本里山・中央アジアの高地・オージーヒル- | Heyてつブログ
coming soon
【おでかけ】よこはまズーラシア後編-亜寒帯・アーラスの谷・オセニア・アジア・正門とアクアテラス・帰りの温泉-
最初に
冒頭でも述べましたが、ズーラシア中編ということで「アマゾンの密林」・「日本の山里」・「中央アジアの高地」・「オージーヒル」の各エリアについて紹介します。
園内を回る場合、正門から北門へ向かうルートが一般的で、「飼育員さんのとっておきタイム」も正門を基準とした時間設定になっているように見えます。
当記事は混雑回避のため、北門から正門へ向かった時の内容でご紹介となっている点についてご了承下さい。
またズーラシアは国内最大級の広さを誇る動物園なので、1日で全てを回り切ることは難しいためすべての動物を見ることはできませんでした。
そのため今回当ブログで紹介した他にも多くの動物が飼育されているので、是非ズーラシアへ行ってみて下さい。
ズーラシアはこんなところ
正式名称は「横浜市立よこはま動物園」です。
「よこはま動物園ズーラシア」や、「ズーラシア」と一般的に呼ばれています。
愛称の「ズーラシア」は、動物園 (Zoo) と広大な自然をイメージしたユーラシア (Eurasia) を合わせた造語とのことで、1996年に市民公募で決まった名前です。
神奈川県横浜市旭区に位置する日本最大級の動物園で、「生命の共生・自然との調和」をテーマに、世界各地の動物たちを自然環境に近い形で展示しています。
飼育されている生き物の種類は90を超えるので、見応えも抜群。
実際に行ってみて思ったのが順路として迷い難いだけでなく、本当に自然豊かなので、「ウォーキングサファリ」をしているような感覚です。
動物の特徴をパネルで分かりやすく解説しているので、楽しく学べますし、途中にベンチや休憩所、自販機なども設置されており歩いて回る際の気遣いが随所にあります。
園内は階段もありますが、スローブもあるので足の不自由な方、ベビーカー、車いすの方にも優しい設計です。
すべての休憩所ではありませんが、授乳室、オストメイト対応トイレ、多目的タイプトイレなどの設備も充実しており、園内マップにも分かりやすく表記されている点が素晴らしいです。
大きな遊具や広場もあるので小さなお子さんも動物さんだけでなく体を動かして楽しむことのできるとてもオススメできる動物園です。
営業時間
- 通常:9:30~16:30(最終入場16:00)
- GW:9:00~17:00(最終入場16:30)
ということで、今回GWに行った際は開園30分早く、閉演30分遅いという設定となっていました。
恐らくですが、GW以外の長期連休でも同様の事があるかもしれませんので、詳細は公式サイトでご確認下さい。
北門は土日祝・混雑時のみ
通常は正門のみ開園となりますが、土日祝と混雑時は北門が臨時で利用可能となります。
開園前に到着しましたが、当時入場待ちの方達が30人くらいいたと思います。
当時開園予定の9:00より少しだけ早くオープンとなっていました。
また、正門と北門を結ぶ園内バスも運行されているので、正門から北門までいったらバスで正門まで戻ってくる。
反対に北門から正門まで行って、北門からバスに乗って正門に戻ってくるというルートも可能です。
ただし、園内バスは有料なのでご注意下さい。
園内バス料金
料金区分 | 料金 |
---|---|
大人・中学生以上 | 200円 |
小学生 | 100円 |
小学生未満 | 無料 |
正門からの乗り場は券売機があるのでそこで購入可能です(現金のみ)
入園料
区分 | 個人 | 団体 (20名以上) |
---|---|---|
一般 | 800円 | 640円 |
中人・高校生 | 300円 | 240円 |
小・中学生 | 200円 | 160円 |
小学生未満 | 無料 | 無料 |
かなり良心的な価格設定ですね。
しかも毎週土曜日は「小・中・高校生はなんと無料です」
学生証などの証明証が必要になる場合がありますし、小学生のお子さんの場合は健康保険証などの公的証明書を求められることがあるそうです。
入場券以外に「年間パスポート」もあり、こちらは2000円(一律設定のようです)という良心設定だけでなく「よこはま動物園ズーラシア・金沢動物園」の共通パスにもなっています。
注)金沢動物園とありますが、石川県の金沢市ではなく「横浜市立金沢動物園」のこととなります。
窓口での購入だけでなく、提携外部サイト上で電子チケットも購入が可能ですし、コンビニでも事前に前売り券を購入可能。
ただし、団体割や減免制度(障害をお持ちの方、介護を要する方など)はズーラシアのみとなっているので詳細は公式でご確認ください。
今回は混雑を予想して、入場もラクな電子チケットで購入しました。
園内での注意点
園内では禁止されていること、気を付ける内容がありますので詳細は公式サイトをご確認ください。
【注意点一部解説内容】
- 自撮り棒NG
- 補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)との入園は可能
- ペットとの入場は不可
- ベビーカーと車いす以外の乗り物不可
- テントの杭打ちはNG(ポップアップ式のみ可)
キャリーワゴンってどうなの?
「キャリーワゴン」の記載がなかったのでどうなのか?について、直接ズーラシアへ問い合わせしてみたところ、持ち込みは大丈夫の回答でした、
当時お出かけした際も実際に持ち込んでいる方もいましたが、展示施設によっては混雑のため中に入れない場合もあります。
その際は少し離れた場所に一時的に置くケースもありますし、混雑時は接触や、取り回し時の扱いにも注意が必要です。
公園ではなく、動物園なので、決められたルールを守りましょう。
アマゾンの密林
南米大陸唯一のメガネグマや、ヤブイヌ、ウーリーモンキー、アカハナグマ、オオアリクイといった動物さんたちがいるエリアです。
ここには遺跡のような建物の「アマゾンセンター」という休憩施設もあります。
メガネグマ
この日は丁度画像の扉付近をウロウロしている状態でした。
扉の向こうに飼育員さんでもいるんでしょうかね?

メガネグマは寝床を作る技術に長けており、野生のメガネグマは枝を使いますが、ズーラシアのメガネグマはワラを使ってベッドメイキングするそうです。
ヤブイヌ

見た目子犬のようで可愛い動物さんですね。
同じ順路をグルグル回る移動を繰り返してました。
歩き方がトコトコ早歩きなので、コミカルな点が余計に可愛く見れます。
これは現地で見てみないと実感が難しいですね(笑)
サーティワンアイスの出張販売

ヤブイヌ展示場の先には見たことのある幟がありました。
こんなところで「サーティーワンアイス」が出張販売していました。
暑い日にはありがたい出張販売ですね♪
最初はなんでだろう?と思っていましたが、帰ってから知った事実としては園内正門に「アクアテラス」というショップがあるのですが、その付近にサーティワンが出店しています。
恐らくその関係で園内での出張販売かと思います。
しかも帰りにサーティーワンがある「アクアテラス」でお土産購入のため入店していましたが、閉園時間ギリギリで余裕なかったのでお店の存在に気付けなかったです(苦笑)
オオアリクイ

少し遠いところを歩いていたのでズーム機能のないスマホでは撮影が難しかったため、ビデオカメラの動画切り抜きになります。
歩くたびにフサフサと揺れる体毛とその長い顔が印象的ですね。
アマゾンセンター

子供の見たい動物さんが先の方にいるので立ち寄りはできませんでしたが休憩所のようです。
マップにも給湯設備や授乳室もあるそうなので、赤ちゃん向けの休憩所としても利用可能みたいですね。
自販機も完備しているので、休憩するには最適な場所になります。

道中はアマゾンの遺跡のレプリカのような置物があります。
前編でも足跡や、化石など紹介しましたが、他にも色んな要素がありますので思いがけないものをみけかけることもあるかもしれません。
日本の山里
日本の動物を中心に展示しているエリアで、ニホンザル、二ホンツキノワグマ、ホンドキツネ、ツシマヤマネコ、タンチョウ、コウノトリ、など他にも日本の動物が沢山展示されています。
幼少の頃に森に昆虫取りに行ったときのような自然を感じられたので、順路を歩いていた際どこか懐かしい思いになりました。
コウノトリ

赤ちゃんを運んできてくれる鳥としても有名ですね。
多摩三郎という名前の通り、多摩動物公園で生まれたのが由来のようです。

なにやら石の上に立ってじっとしている様子なのでどうしのかと思ってみていると・・・。

少し高いところにある巣に飛び移る様子を見れました。
羽ばたくところを見ましたが結構な大きさでしたね。

この日は結構暑い日だったので、水分補給はとても重要です。
子供も暑いので水分補給タイムにしました。
暑い日はこまめに水分をとって熱中症予防をしましょう。

コウノトリさんの近くにはこのようなベンチがあります。木陰で涼しく休憩する事もできますね。
ニホンザル

ちょっと遠目なので小さいと思いますが、ニホンザルが木のシーソーで遊んでいました。

ここでは渓流のような構成になっているので、流れ落ちる水の流れの音が聞こえます。
マイナスイオンを感じる事が出来そうなくらい清々しい場所です。

ニホンザルのエリアから正門へ向かった時の順路ですが、幅も広くベビーカーや、キャリーワゴンでも通行は良さそうですね。
本当に自然豊かな順路です。
ツキノワグマ

こちらはツキノワグマになります。
ニホンザルのところと同じくこちらも堀が設けられているので少し距離があります。
この画像では映っていないですが、右奥に渓流を再現したようなところがありました。
ちょっと離れた場所にいますが、離れててもその大きさはなかなかのものです。

ビデオカメラのズーム画像ですが、迫力ありますね。
ツキノワグマの特徴の月模様は残念ですが見る事が出来ませんでした。
ホンドキツネ

下の子がとても見たがってた動物さんですが、練習中との事でその姿は残念ながら見る事が出来ませんでした。
ぬいぐるみ好きなので、これがキッカケでホンドキツネのぬいぐるみを買う事に(笑)
ツシマヤマネコ

こちらは「ツシマヤマネコ」です。
可愛い猫に見えますが結構大きいです。

ツシマヤマネコについて記載されたボードになります。
気になり調べてみたのですが、現代の日本に自然分布するヤマネコは、ツシマヤマネコとイリオモテヤマネコの2種だけとのことで貴重なヤマネコがズーラシアにいるんですね。
マナヅル

繁殖がアムール川中域ということで、ロシアなんですね。
そこから中国を経由して日本に飛来するそうです。

奥の方を歩いていました。
遠目でも大きさはそれなりにあるとわかるくらい大きいです。
タンチョウ

中国の北東部、ロシアの南東部で繁殖という解説があるとおり、こちらもマナヅル同様中国、朝鮮半島経由で日本に飛来するようです。
日本では国の特別天然記念物として扱われていますね。
マナヅルと同じく奥の方を歩いていました。
中央アジアの高地
見た目かわいい犬のようなドール、チベットモンキー、お鼻が天狗のようなテングザル、等が展示されているエリアです。
公式情報によりますと、「ドール」と「テングザル」は日本でここだけの飼育とのことです。
ドール(別名:アカオオカミ)

別名として「アカオオカミ」がありますが、野生イヌとのことです。
横になって寝ている姿は本当に犬ですね(笑)
下の子が「かわいい!」と興奮気味でした。

こちらにもいましたが寝ていました。
今日は天候も良くお昼寝タイムだったのかもしれません。
今度は歩いている姿をお願いしますね♪
エリア説明に国内飼育の場所のお話をしましたが、ドールを飼育しているのは「ズーラシア」だけです。
テングザル

こちらは「テングザル」です。
天狗の様に突き出たお鼻が特徴ですね。
葉っぱを食べるお猿さんなので「リーフイーター」と呼ばれることもあるそうです。
ウシと同じ反芻(はんすう)という一度食べた葉を戻して租借するという食べ方をします。
これは繊維質の消化効率を上げる行為とのことで、ズーラシアのパネルにも詳細が記載されていました。
エリア説明に国内飼育の場所のお話をしましたが、ドールを飼育しているのは「ズーラシア」だけです。
オセアニアの草原
カンガルーの中で最大の大きさを誇る「アカカンガルー」、や鳥類の中でも大型でダチョウに似たエミュー、木に登る珍しい「セスジキノボリカンガルー」が展示されているエリアです。
セスジキノボリカンガルー

ビデオカメラのズームでやっととらえたセスジキノボリカンガルーです。
背中は見えてましたが、たまたまこちらが気になったのかヒョコっと顔を出した状態です。
意外に小さくてかわいい顔をしていますね。
木に登れるようにかぎ爪があるとのことですが、何よりキノボリカンガルーはズーラシアでしか見ることができないそうです。驚きですね。

セスジキノボリカンガルーの紹介パネルですが、先ほどのセスジキノボリカンガルーはパネルを見る限り顔の白いもようから「タニ」と思われます(違ってたらすみません)
アカカンガルー

木の下で寝ているアカカンガルーです。
寝ている姿がかわいいですね。
アカカンガルーは有袋類の中で最大と言われ、大きい個体で160cmもあるのでその大きさがうかがえます。
またよくボクシングするカンガルーの映像を見たことがあるかと思いますが、主にオオカンガルーと、このアカカンガルーが多いです。
オージーヒル
園内最大級の休憩所となり、レストランやお土産ショップもあります。
芝生広場ではテントや敷物でピクニック気分で休憩もできますし、パラソル付きのテーブル、キッチンカーも出ていることもあるので賑わう場所となります。

オージーヒルの入り口です。
この日は天気も良く、お昼過ぎということもあってパラソル付きテーブルでお食事されている方が多くいらっしゃいました。

このようなテントが設置(杭打ちはNG)できる広場もあり、日差しも強いのでテントを張っているご家族が多くいました。

こちらはレストランとなり、画像では切れてますがお食事をするための列が左側に続いていました。

外にはこのようなキッチンカーも出ていました。
この日は気温も高く、熱かったこともあり「かき氷」が飛ぶように売れていましたね。
価格もテーマパーク価格ではなく結構良心的なお値段で提供されていました。

地面にはこのような、石でできた模様がいくつもありました。
子供が石の模様に沿って歩いたり、放射状に延びている部分を飛び越したりして遊ぶ様もありました。
模様一つとっても遊び心あって良いですね。

レストランのとなりには「オージーヒルギフトショップ」があり、お土産やグッズなどを取り扱っています。

こちらはホンドギツネのぬいぐるみです。
下の子が見たかったけど見れなかった代わりにせがまれて買うことに・・・。

こちらはオカピのミニサイズぬいぐるみになります。
実はこちらのオカピぬいぐるみもお買い上げしてしまいました(笑)

オージーヒルのレストランです。
中は意外に広いですね。
外まで待ち列は画像には映っていないですが、右側にある券売機の注文待ち列だったんですね。
画像奥にはテーブル席(約200席)があるので、涼しい室内での飲食が楽しめます。
券売機は2台設置されていました。
メニューの詳細までは分かりませんが、少し確認した限りではラーメン、うどんなどの麺類、オムライス、カレーなど、和洋中揃っていた感じでした。
中でも「横浜サンマー麺」というご当地メニューや、横浜のブランド豚肉「はまぽーく」を使用した、「はまぽーく生姜焼きセット」も提供されています。

アイスリングなどの暑さ対策はある程度していましたが、それでも効果は限定的です。
そんな時はやはり冷たいデザートということで定番の「氷いちご」です。
「冷たくて美味しい♪」とパクパク食べていました。
画像のように敷物があるとテーブル席などで座れなかった場合でも、広場で座って食べれるので良いですね。
画像は4人くらい楽に座れる大き目のものを今回持っていきましたが、荷物になる場合もあるので折り畳めるコンパクトなものでも良いと思います。
最後に
如何でしたでしょうか?
中編ということで、「アマゾンの密林」・「日本の山里」・「中央アジアの高地」・「オージーヒル」の各エリアを紹介しました。
オカピ以外にもここズーラシアにしかいない動物さんとして「セスジキノボリカンガルー」がそうだったとは知らなかったです。
次回は「後編」ということで、いよいよ最後となりますが、「亜寒帯・アーラスの谷・オセニア・アジア・正門とアクアテラス・帰りの温泉」についてご紹介したいと思います。
是非楽しみにしていてください。
今回はここまでとなります。
最後までお読み頂き有難うございました。
それではまた次回。