みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。

今回は車間距離を十分にとっていない状態で走行すると、違反になる場合があるという内容です。

気になった方はこのまま読み進んでみてください。

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 本記事は2024年05月29日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。

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 前回は信号のない横断歩道で横断待ち歩行者がいるのに止まらず通過すると違反になる可能性があるという内容でした。

 みなさんは高速道路、一般道路で「2台の車の距離が余りも短い状態」で走行している状況を見掛けたことはありませんか?

 特に高速道路の追越車線、一般道では片側2車線以上の追越車線側で見かける内容ですが、速度の遅い車に追い付いた車が、適正な車間距離を保たず、車1台分、下手したらもっと短い間隔で走行している状態の事です。

 道路交通法の第26条に「車間距離の保持」についての記載があり、あまりにも車間距離が狭いまま走行し続けると、「車間距離不保持違反」と呼ばれる道路交通法違反となります。

(車間距離の保持)

第二十六条 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。

出典:e-Govポータル (https://www.e-gov.go.jp)
車間距離不保持で追突

 要約すると前車が緊急ブレーキをかけても後続車は追突を避けれる距離を保っている義務があるというものです。それが出来ずに追突すると「車間距離不保持違反」にあたります。

 2017年発生した東名高速でのあおり運転事件より、車間距離不保持の検挙強化も行われ、2020年に厳罰化した妨害運転罪が公布がされるも「未だによく見かけます。

 以前にご紹介した記事にもあるとおり、「あおり運転」や、「車間距離の不保持」をする方も良くありませんが、「追い越し車線をいつまでも走行していることが違反ということを認識していないドライバーさんにも問題がある」ことをもっと取り上げるべきと思います。

 いつまでも遅い速度で譲らない状況があおり運転を発生に一役買っている原因の一つである点含め、「追い越し車線の走行についてもっと啓蒙していくべき」です。

違反点数、反則金について

車間距離不保持違反で検挙

 高速道路での「車間距離不保持違反」には、普通車で違反点数2点の反則金9000円が課せられますが、あおり運転と紙一重であり、反則金以上に危険な運転であると認識したほうがよいでしょう。

 昨今問題になっているあおり運転は、数mどころか、接触ギリギリまで接近することもあり、悪質な内容の場合は、生命の危機にあたることから「車間距離不保持違反」ではなく「危険運転」が適用される場合があります。

自動車の制動距離について

制動距離は実際より長い

 おでかけする際に高速道路をよく利用しますが、一般道でもないのに、80キロ以上の速度で車1台に満たない車間距離の状況を見かけますが、もうあの光景は「恐怖」でしかありません。

 では急制動による停止距離はどのくらいなのか?についての内容となりますが、ざっくり100Kmで約110m、80kmで約80m必要と言われていますが、実際は気付いてからブレーキを踏んで効き始めるまでの「空走距離」も生じるため、「制動距離はそれ以上になる」考えた方が良いです。

 雨などの路面が濡れた状態ではその倍は必要とも言われており、路面状況によってはもっと制動距離が必要になる場合があります。

 このように急制動に必要な距離よりも短い車間距離での走行は、有事に緊急対応取れないだけでなく、最悪は悲しい結果になるかもしれません。

 不要な追い越し車線走行をせず、走行車線では十分な車間距離で安全な運転を心がけましょう。

ドラレコ装着のススメ

 2017年に東名高速で発生したあおり運転による痛ましい事故をきっかけに、ドラレコの装着率が急激に伸びていますが、装着率は現在約50%程と言われています。

 中には「ドラレコの必要性を感じない」、「付けたいけど何を選んだら良いのか分からない」、「もうすぐ買い替えだから次の車でつける予定」など未装着車が一定数いますし、「抑止ステッカー」で済ませている方がいるのも現状です。

 少し前の身内話ですが、ドラレコ装着した翌月に、交差点で相手の信号無視による「もらい事故」がありました。

 私もたまたま近くにいたので立ち合った内容で幸い大きなケガはありませんでしたが、たまたま装着したばかりのドラレコが警察の現場検証、相手保険会社に有効な証拠として認識されたケースとなり、結果「10:0」で「相手の全面加害」として認定されました。

 交差点での事故は例え相手が信号無視でも自分も過失割合を付けられることがあるので、事故に詳しい知り合いからも「珍しいケース」と言われました。

 全てのケースという話ではないですが、フロントカメラタイプだけでも事故時に有力な証拠になるという実例です。

出来るだけ早いドラレコの装着を

 ドラレコの高性能化も目覚ましく、これまで主流だった「フロントカメラタイプ」から、後方撮影も可能な「前後2カメラタイプ」も人気が出ています。

 フロントカメラタイプの場合、安価なモデルであれば工賃込みで1万しないこともあります。量販店、ディーラで一度相談してみるのも良いかと思います。

 後方記録も可能な2カメタイプでは、後方用にカメラが増えるためお値段が上がるのはもちろんですが、後方カメラ設置の作業がちょっと手間なので工賃も高めに設定されており、最終的な費用として少々高めになる場合が多いです。

 取り付け工賃によってはフロントカメラタイプのドラレコが買えるくらいになることも珍しくありませんが、それでも後方の「車間距離不保持」、「あおり運転」の証拠になる場合があります。

 後方記録映像により自己過失割合に大きく影響したり、場合によっては相手の全額補償となり、こちらの費用負担が一切発生しなかったというケースもあります。

 そうなると結果的にお値段以上の効果が出る場合もあり、費用は少々お高くなってしまいますが、出来れば2カメドラレコを導入したいものです。

カメラ有無を気にしない迷惑ドライバー

車に乗ると豹変する運転手

 ハンドル握ると性格変わるのか、一時の感情を抑えれないのか、これだけドラレコの装着率向上や、スマホで危険運転を撮影されるご時世でも暴挙に出るドライバーが後を絶ちません。

 先日もニュースで、一般道でのショートカットが出来ないことに立腹して前車にペットボトルを投げつける高級車のドライバー映像もありましたが、顔にモザイクが掛かってますし、被害届もでていることから時間の問題でしょうね。この証拠映像も後方カメラのある2カメドラレコだから記録に残っている内容です。

 スマホの動画でも撮影されて動画サイトにアップできるなど、証拠が撮られやすいこのご時世でも、一時の感情が勝ってしまうと関係無いようですが、泣き寝入りしないためにも防衛策として出来れば導入したいものです。

 上記のような迷惑運転、危険な行為をするドライバーは運転してほしくないので、免許返納、取上げ措置の強化、法規制含めて改善して欲しいものです。

意外と取り付け出来ちゃう最近のドラレコ

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 私も以前に自身で2カメドラレコを取り付けた経緯があり、本体料金だけで装備できました。

 最近のドラレコは公式サイト、Youtubeに施工方法動画がアップされている場合があるので、意外と自身で取り付けできる場合もありますので、この機会にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

 また本体は量販店、ネットで購入したけど取り付けに自信がないという方も、「取り付け専門業者」がもあるので、出張取り付けを依頼されるのも良いかもしれません。

最後に

如何でしたでしょうか?

 前車との車間距離が短い場合に「検挙対象」になる可能性と、関連して実例含めたドラレコ内容を紹介しました。

 走行時の速度に応じた車間距離をとることは緊急時の対応もできますし、適正な車間距離を維持することで安全な走行にもつながります。

 また、走行車線、追い込車線問わず危険運転するドライバーに遭遇してしまった場合は難しいですが、基本的には一般道、高速道路では不要な追い越し車線をしないことで、相手からの「あおり運転」、「車間距離不保持状態」を事前に回避することもできるので、不要な追い越し車線は出来るだけ走行しないようにしましょう。

今回はここまでとします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

それではまた次回

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