みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。
「縁日やイベントですくった金魚」をお家で飼育する方法、何が必要なのかについて良く分からない方に、元熱帯魚飼育経験のある筆者が初心者でも簡単に出来る金魚飼育について解説します。
今回は、増えすぎてしまった水槽の苔についてご紹介します。
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増えすぎた苔にはイシマキガイもお手上げ!
イシマキガイだけでなく、ヤマトヌマエビも苔掃除に奮闘してくれますが、水槽内の環境が苔にとって良い環境の場合は増える方が勝ることもあります。
水槽内の「富栄養化」に注意!

水槽内の窒素やリンが増えると「富栄養化」と呼ばれる状態になり、苔が発生しやすくなるだけでなく、お掃除スタッフの手に負えない状況になることがあります。
照明についても、苔の光合成がしやすい明るさも苔の活性化する原因の一つとなります。
苔の発生を抑制するには?

苔の発生を丁度よい状態に保つには以下の点に気を付ける必要があります。
- 金魚のエサを余らせない、与え過ぎない
- ろ過装置のフィルター清掃をする
- 活性炭による水質改善
- 照明の光量を抑えるなどして苔の光合成を抑制
また金魚は雑食性であり、カボンバの水草を食べていることからわかるように苔も食べます。
苔は整腸作用による病気予防、ミネラルを含んだ健康食という一面を持つ「スーパーフード」であり、スクレーバーで苔をそぎ落とすと、苔を食べてくれることもあります。
カボンバもそうですが、苔もあくまで「おやつ替わり」とし、主食とはならない点に注意!
あと苔に慣れた金魚であれば、スクレーバーでそぎ落とした苔を食べにくるほどになりますが、そうでない場合は、金魚へのストレスを与えることになり、体調不良になる可能性や、苔がろ過装置のパイプに付着して詰まりやすくなったり、フィルターを汚すだけになる場合もあるので注意です。
厚手のペーパーで苔をふき取ってしまうのも一つの手段となります。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は増えすぎた水槽の苔について紹介しました。
苔は金魚のおやつにもなりますが、増えすぎると夜間に水槽の酸素を消費して、他の生物の酸素不足になる原因を作ったり、枯れることで悪臭を出すこともあります。
照明の調整は苔の発生を抑える有効な手段ではありますが、金魚の色つやにも影響が出る場合があります。
照明時間を抑制するのが難しい場合は、お掃除スタッフを増やすのも一つの手段ですが、水中の苔は意外に取りやすいのでお掃除してしまうのも良いかと思います。
今回はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回!