みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。

 今回は春になるとコンクリートなどのゴツゴツしたところに現れる赤い方達の内容です。

 1mm位の小ささで基本無害な方達ですが、「方達」と表現しているように結構な数の場合があり、気分を害する方もいるので閲覧にはご注意下さい。

気になった方はこのまま読み進んでみてください。

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 本記事は2024年05月22日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。

正体はタカラダニ

コンクリート面を動き回る「タカラダニ」
画像はタカラダニです。最盛期は結構な数で活動されています。

 活動期は春から夏にかけての短期で、早いと4月位からポツポツと見かけるようになり、5月位から一気に数が増えますが、7~8月位でパタっと姿を消します。

 日の出直後はまだ鈍い動きも日が登った日中はとても活発に動き回ります(某アニメじゃないですが、日中は3倍くらい動きが違います)

 名前の由来は諸説あるようですが、子供が捕獲したセミに幾つもの寄生したタカラダニの赤い粒を見るとお金持ちになれるというところから来ているそうです。

生態不明で基本無害

 「カベアナタカラダニ」という学名はありますが、生態についてはあまり詳しく分かっていないそうです。

 生息域はほぼ日本中で、餌の花粉が溜まりやすいコンクリートの細孔や空洞、ゴツゴツした石や側溝などで見かける事が出来ます。

 意識しないと見逃す位の大きさですが、ウォーキングしてる時に公園のベンチ、ガードレールや、小さな橋の両端にある柵でも見かけるくらいあちこちでいる生き物です。

人は捕食対象外

珍しく動画を差し込みました。このように数多く動き回るので不快になる方続出です。

 タカラダニのご飯は、虫に寄生して体液を吸ったり、コンクリートの空洞部分に貯まる花粉などになります。

 ダニという名前がついてますが、布団やじゅうたんにいるような被害報告の多いダニとは違い、人は捕食対象ではいので「基本無害」ですが、その風貌と動き回っている数の多さに不快を感じる方がとても多いそうです。

駆除方法について

潰すのはおすすめしません

 見た目の赤い体のとおり、赤い体液が潰れた箇所に付着して汚れます。

 布団や洗濯物に何らの原因でたまに付いている場合もあるので、潰すとまた洗濯する羽目になり厄介です。

 「掃除機で吸う」、「ふるい落とす」、「直接触れないようにはたく」などして潰さないようにしましょう。

 また人によっては体液が付着した事でアレルギー反応出る可能性があるとの事です。

天敵はいるの?

 天敵はクモとの事ですが、ただでさえ体が小さくコンクリートやゴツゴツした石などの微細な穴を棲家としてるだけあって、クモがそこに入り込めるのかどうかも怪しいのと、日中わさわさいる時に「一騎当千」してくれるクモを見た事がないので、期待は薄いかもですね。

我が家ではクモは基本放置です

 ちょっと話はそれますが、我が家ではクモは見つけても基本放置します。妻や子供が不快の極みになった場合は、ティッシュでくるんで外へバイバイしますので駆除はしません。

 小さくて動きが超素早い「ハエトリグモ」ですが、名前の通りハエを捕食してくれるだけでなく、その他にもゴキブリの幼虫ダニや蚊も駆除してくれます。

 また反対に大人の手を広げたくらいの大きさになるイエグモこと「アシダカグモ」は通称「アシダカ軍曹」とも呼ばれています(笑)

 その巨体に似合わない超俊敏な動きでゴキちゃんを片っ端から駆除してくれるだけでなく、繁殖してしまったゴキちゃんを半年ほどで全滅させてしまうくらいの凄腕ハンターです。

 またゴキちゃんがその家からいなくなると、アシダカ軍曹も次のターゲットを求めて旅立たれるので、実は益虫なんですね。

 見た目で不快になる方がいるので、アシダカ軍曹がしばかれることもありますが、人は襲わないので放っておくと良いです。

 実家に住んでるときは良く見かけたのですが、今の住まいではまだ見かけていません。

 捕食対象のゴキちゃんがいないことが要因と思いますが、築年数の長い近所さんで見かけたことはあるのでいないわけではなさそう(笑)

駆除は水を撒くのが一番ラク

 タカラダニは夏でも活動しているとおり暑さに強いのですが、「水に弱い」そうで洗い流すのが一番良いとの事。

 とは言っても、水を撒いて少しするとまたちらほらどこからか沸いてきて動いてる姿を見るので、ちょっとお手上げかもですね。

殺虫剤は効果的だけど・・・

殺虫剤も有効との事で何度か撒いたことがあります。

 確かに数は激減するので効果はあると思いますが、それなり効果を得ようとするとコンクリートの細孔(微細な穴)を意識してまんべんなく撒いたり、防犯砂利の隙間、フェンスの土台などにもいるので、散布範囲が意外に広くそれなりの量を使うことになります。

 噴霧量が多くなりコスト面があまり良くないので、どうしても赤いものがうごめいているのが不快なので一時的でもという方は「自己責任」で一度試されてみても良いかもしれません。

 また、噴霧量が多いということは、風向きによってはご近所さんの方に流れるなど、何らの影響を考慮する必要がある点ご注意下さい。

 ちなみに私の場合、1本半使用しました(笑)が、1週間後くらいには元の状態に戻っていました。

 動画で結構な数に見えますが実はまだまだで、これから更に暑くなるにつれて数も多くなります。

 曇りの日はそんなに活動していませんが、晴天で太陽の光がコンクリート面に照り付けるような暑い日はかなりの数になるので困ったものです。

 ちょっとお手上げ状態ですし、キリがないので、気になったら水で流すくらいがやはり一番でした。

最後に

如何でしたでしょうか?

 この時期に見かける赤い虫について、見た目が不快なだけで基本的に害がない事が分かっていただけたかと思います。

 洗濯物経由じゃなければ基本的に家に入ってこないですし、見た目が不快に感じるだけなので放ったらかしが一番ですが、どうしても気になる場合は水で流すか、殺虫剤での駆除も有効です。

今回はここまでとなります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ではまた次回。

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