みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。

 今回は予定記事を変更して、「日本時間2024年5月7日 午後11時」に発表されたAppleの新型iPadについての内容となります。

気になった方はこのまま読み進んでみてください。

 本記事についてはプライバシーポリシーに基づき可能な限り細心の注意を払って掲載しておりますこと予めご了承頂いた上でお読み頂けると幸いです。

 本記事は2024年05月08日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。

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まさかのM4チップ搭載

衝撃過ぎて目が飛び出る
思わず「マジっすか!?」という内容でした(笑)

 GW前の投稿で、Appleからのイベントメールが届いていた内容を紹介した際に、iMac、MacBookで搭載された「M3チップ」が今回のiPadで搭載されると思われましたが、昨日公開された公式情報を見てみると、まさかの「M4チップ搭載内容」にかなり驚きました。

 M3チップ登場から1年も経ってない点でも衝撃的な新型iPadのイベントでしたね。

 注意点としては後述しますが、M4チップ搭載は「iPadPro」モデルのみです。

今回発表されたiPadProとAirの性能比較

今回発表の最新iPadProとAirの比較で異なる部分を中心でまとめてみました。

比較項目iPad ProiPad Air
搭載チップM4チップ※
注:ストレージ容量でコア数、RAM容量異なる
M2チップ
本体カラー2色4色
本体厚み11インチ5.3mm6.1mm
本体厚み13インチ5.1mm6.1mm
バッテリー容量
11インチ
31.29Wh28.93Wh
バッテリー容量
13インチ
38.99Wh36.59Wh
ストレージ最大2TB最大1TB
ディスプレイOLED液晶
輝度1000ニト600ニト
輝度ピーク1600ニト-
映込低減ガラス
Nano-texture
(1TB以上で選択可)
16,000円設定なし
ProMotion
(10-120Hz)
ありなし
USBCポート規格Thunderbolt 3
USB 4
USB 3
USB3
USBC転送速度最大40Gb/s最大10Gb/s
価格 11インチ
※wifiモデル最安
168,800円98,800円
価格 13インチ
※wifiモデル最安
218,800円128,800円
公式サイト情報を参考に作成しておりますが、仕様変更により内容が変わる場合がありますので参考情報となります。

 一番薄いのはiPadProの11インチではなく、13インチモデルの5.1mmで前モデルのiPadPro(6.4mm)よりやや薄くなっています。ちなみに今回のAirは6.1mmなので、前モデルのProより薄くなっています。

 バッテリーの容量は前モデルのProより少し少なくなっていますが、M4の最新チップによる恩恵でそこまで大きな違いは出ないのでは?と思います。

 価格についてはWiFiモデルの最安グレードとなっていますが、Proの場合、1TB以上のストレージで選択可能な「Nano-textureガラス」やセルラーモデル、AppleCare、2TBストレージなどのオプションをふんだんに選択(キーボード、ペンシルは除外)した場合、なんと「45万円を超える金額」になります。

 Airもストレージ最大、セルラーモデルなど選択可能なオプションの見積もり(キーボード、ペンシルは除外)では13インチで「25万円を超える」のでなかなかの金額ですね。

M4チップ搭載による処理速度アップ

 USB周りの仕様は前モデルと大きな差はないですが、第2世代の3ナノメートルテクノロジーを採用したM4チップ搭載はM3登場から1年経たずの状態なので驚かされました。

 処理速度については公式によると、レンダリング 4倍、CPU性能 1.5倍ということですが、前世代のM3チップではなく「M2チップ」との比較になっています。

 M3チップ登場の時と似たような比較の仕方ですが、今回のニューラルエンジン演算性能がかなり向上しているため、AI関連の処理に大きな効果が期待できます。

iPadProはタンデム構造のOLEDディスプレイ

 OLEDにおける高輝度、長寿命技術として「タンデム構造」があり、光源をスタックすることで高輝度を実現するだけでなく、少ない輝度でも従来と同じくらいの輝度を再現できることから、輝度を抑えることで長寿命にもなるため注目されている内容です。(光源スタックによる消費電力内容は今回割愛します)

 iPadではありませんが、コスト面は抜きに技術的なお話だけで言えばには3段以上のスタックもあるようですが、今回のiPadProは2段スタックを採用しています。

 今回のiPadProはピーク1600ニト、通常1000ニトということで、前モデルの倍近い輝度になっていますが、タンデム構造は生産プロセスも多く、高コストでもあるためこれを採用してくる点は流石Appleといったところですね。

用語補足:ニトは明るさの単位であるカンデラと同意ともされ、ラテン語のニトール (輝き) に由来するそうです。

グレードによる性能差に注意

今回のiPadProでは、選択したストレージ容量で仕様が変わります。

項目256,512GB1TB,2TB
CPUコア数合計9コア合計10コア
 高性能コア3コア4コア
 高効率コア6コア6コア
GPUコア10コア10コア
Neural Engine16コア16コア
RAM容量8GB16GB
公式サイト情報を参考に作成しておりますが、仕様変更により内容が変わる場合がありますので参考情報となります。

CPUコア数とRAM容量が選択するストレージによって変わるので注意です。

 また映りこみに強い「Nano-textureガラス」はストレージ容量1TB以上のオプション扱いになっている点も注意点です。

 映り込み軽減がどれほどかわかりませんが、Pro仕様だけあってiPad Airにはない高品質向けオプション内容になります。

 ただオプション価格16000円(見積差額算出)とそこそこのお値段です。

 レビュー次第では採用したい内容になるかもしれないので、今後のレビュー関連記事が気になりますね。

当時底値?でお得だった無印iPad第9世代

iPad無印(第9世代)の仕様概要

項目内容
CPUA13Bionic
Neural Engine
ディスプレイ液晶
輝度500ニト
本体厚み7.5mm
解像度2160x1620 264ppi
ストレージ64GB、256GB
カメラ8MP広角カメラ
フロントカメラ12MP超広角カメラ
通信Bluetooth 4.2、Wi-Fi 5(802.11ac)
当時の参考価格
(WiFi 64GBモデル)
39,800
公式サイト情報を参考に作成しておりますが、仕様変更により内容が変わる場合がありますので参考情報となります。
授業でiPad使用

 子供の教育用に当時購入した無印のiPad(第9世代)の仕様概要になりますが、現在の最新タブレットと比較するとプロセッサ性能、ストレージ容量はかなりの差があるものの、ディスプレイの解像度についてはそこまで大きな差はありません(表示品質は無視です)

 家計簿アプリ、WEB検索、オンラインショップ、お出かけ時の「後席用動画再生端末」といった用途程度なので、性能としては十分過ぎるものを持っており、ストレスを感じたことはありません。

 基本的に学習に使う程度でゲームは基本しませんし、子供が最近ハマっているゲームは話題の「スイカゲーム」くらいですかね(笑)

 低価格なのに十分な性能を持っているので教育現場でも広く導入されているのも納得です。(ちなみに私の子供の学校支給タブレットも同じ「iPad第9世代」でした。)

次期無印iPadは2024年秋か?

 現在のiPad無印最新となる第10世代は今回の発表で値下げが行われたようで、公式のWiFi 64GBモデルが「58,800円」に設定されていますが、第9世代は当時39,800だったので円安影響があるものの価格については本当に底値だったと思います。

 今回はiPad ProとAirの発表イベントになりましたが、モデル的にはクリエイティブ向けのハイエンド、ミドルエンド機種となります。

 いくつかのサイトでも予想内容として結構見かけたので、次回の秋イベント?ではもしかしたら第11世代のiPad無印が発表されるかもしれませんね。

 エントリーモデルの最新である無印iPad(第10世代)は、ハイエンド、ミドルエンドで採用されているM系チップではなく、A14Bionicチップを搭載しています。

 また最新のiPhone15Proモデルではこれまでの「AxxBionic」チップから「A17Pro」チップを搭載しており、下位モデルのiPhone15で「A16Bionic」チップを搭載しているので、スマホでもグレードによる「搭載チップの違いが発生している」状況です。

 そうなると次期iPad無印と言われる第11世代では今回のように衝撃のM系チップ搭載となるのでしょうか?それとも立ち位置は「エントリーモデル」なので、比較的新しいA系チップに留まるのでしょうか?とても気になるところです。

 今使用しているiPad無印(第9世代)もバッテリーの減りが少し早くなってきていますし、最近の物価高騰で新しいモデルへの買い替えより、バッテリー有償交換でまだしばらく使い続けたいところです。

 いつかは故障するので、修理費用かかるなら新しいモデル、または型落ちを狙いたいところですが、まさかの大幅値下げで第11世代発表してくれたらいいのにとつい思ってしまいます。

最後に

如何でしたでしょうか?

今回は予定を変更して新型iPadに関する内容を紹介しました。

まさかのM4チップ搭載は本当に驚きでしたね。

次期11世代の無印iPadに期待して今回はここまでとします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

それではまた次回

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