みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。
「縁日やイベントですくった金魚」をお家で飼育する方法、何が必要なのかについて良く分からない方に、元熱帯魚飼育経験のある筆者が初心者でも簡単に出来る金魚飼育について解説します。
今回は、増えすぎてしまった水槽の苔のお掃除スタッフ増員内容です。新しく加わったヒメタニシの驚くべき能力についてもご紹介します。
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新たにお掃除スタッフさんを迎え入れました

前回は苔で一杯の状態から約1/3くらいなんとか掃除できましたが、苔の増えるスピードの方が速く、お掃除が追い付かない状況でした。
今回はイシマキガイを増員します。
お値段は普段利用するアクアリウムショップで88円です。
大体100円前後と思いますが、地域やお店によって設定価格がことなるのでショップでご確認ください。

水槽の苔掃除をよろしくお願いします♪
イシマキガイは寿命が1年くらいと短いですが、硬い苔もお掃除してくれますし個体が増えることがないので安心して導入できるお掃除スタッフです。
【補足】イシマキガイは海水で繁殖し、淡水では繁殖しないので、淡水の水槽では基本増えることはありません。
水質改善もできちゃう凄腕お掃除スタッフ

こちらは「ヒメタニシ」になります。
ヒメタニシは柔らかい苔、アオコ、植物性プランクトンなどイシマキガイよりも多くのものを食べてくれるだけでなく、吸い込んだ水槽の水を排出する際、体内でろ過してくれる「ろ過摂食」をします。
ヒメタニシからはきれいな水が排出されるため水質改善もしてくれるというとても素晴らしい能力を備えた貝です。
寿命もイシマキガイより長く、2,3年くらいといわれています。
水質改善により、苔が生えにくい状態にしてくれるので、水槽で飼われたり、ビオトープでも重宝されます。
ヒメタニシの注意点

ヒメタニシは小さなお魚やエビ類との共存も問題ないので、水槽の景観維持にとても重宝されます。
その一方、繁殖能力が高く、複数導入した場合に増えすぎてしまうこともあります。
単体では基本増えませんが、もし単体でも卵を内部にもっていたとすると知らないうちに増えてしまうということもあるので、単体だから大丈夫というわけではない点に注意です。
またろ過摂食する一方、エサとなる苔や、有機物(フンなども含む)がないと餓死しやすいという、イシマキガイよりデリケートな一面があるので、エサが少ない場合は沈下性の熱帯魚のエサを与えるなどの対応が必要になります。
水槽が苔もなく、綺麗な状態というのはヒメタニシのエサが少なくなっているサインともとれます。
増員効果が早くも出ました!

これまでのイシマキガイ単体の場合、気まぐれにより苔掃除が十分でない箇所が発生していますが、今回は増員なので早くも苔がどんどんお掃除(摂食)されている状態です。

苔で見えなかったヤマトヌマエビのお家も見えるようになってきました。
すごいお掃除能力ですね。

苔が発そんな時はヤマトヌマエビが効果を発揮します。
イシマキガイの苔をとっているヤマトヌマエビ

お掃除スタッフ導入から大体2週間ほどでこの状態です。
冒頭の画像に比べてかなり苔が無くなってきています。
2匹が水槽前面でお掃除しているので、これまでとは段違いのスピードで綺麗になっています。
次回は導入後の結果が報告できそうです♪
毎月恒例の脱皮

カボンバに絡んだ白い物体がゆらゆらとしていましたが、毎月恒例、ヤマトヌマエビの脱皮となります。
カルシウム源となるので、このままヤマトヌマエビのご飯になります。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は増えすぎた水槽の苔に対して増員したお掃除スタッフの状況について紹介しました。
新しく加わったヒメタニシが浄化能力を持っているので、増えすぎた苔、プランクトン、有機物をどんどんろ過してくれるので、今後、苔の発生しにくい水槽になるかもしれません。
今回はここまでとします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回!


















