皆さんこんにちは、
管理人のてっぺいです。

iOS18.4.2が出るかと思いましたが、iOS18.5が2025年05月13日(火)にリリースされ少々驚いています。
iPhone13の衛星通信以外にセキュリティー対策等もありますが、私としてはEdyチャージ改修も嬉しいアップデート内容です。
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本記事は2025年05月16日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。
目次
今回のiOS18.5のアップデート内容

iOS18.4.2がバグ修正対応でリリースされると思っていたのですが、iOS18.5がリリースされたのにはちょっと驚きました。
アップデート内容としては以下となります
- 新しいプライドハーモニーの壁紙
- 子供用のデバイスでスクリーンタイムパスコードが使用されると、親等の保護者に通知が届く
- 他社製デバイス上のAppleTVアプリでコンテンツ購入の際に「iPhoneで購入」が使用できる
- Apple Vision Proアプリで黒い画面が表示されることがある問題の修正
- iPhone 13(すべてのモデル)で通信事業者から提供される衛星通信の機能に対応
- バグ修正
- セキュリティーアップデート
プライドハーモニーとは?

- プライド:LGBTQコミュニティが持つ誇り
- ハーモニー:多様な性的指向やジェンダーアイデンティティを持つ人々が調和して共存すること
概念を説明するとこのような内容ですが、知らずに見るとカラフルなデザイン壁紙ですね。
私が試しに設定した時は、ロック解除時にちょっとだけアニメーションする効果を確認しました。
私は確認できませんでしたが、他には時間と共に変化する情報もあるようです。
対応バージョンのOSになっているiPhone、iPad、AppleWatchの各Apple製品で設定可能となっています。
また壁紙設定時に人によってはダークモードのリセットがかかるかもしれませんのでご注意下さい。
私の場合はダークモードリセットが掛かったので、再設定しましたがアイコンがダークモード状態にならずホーム画面上からカスタム設定でアイコン色を変更しないと元に戻りませんでした。
目玉はiPhone13シリーズの衛星通信

目玉としてはiPhone13シリーズ全てにおいて、衛星通信対応となったことですね。
これまでは衛星通信をするために専用ハードウェアとソフトウェアが必要なため、iPhone14以降の機種のみ対応と言われていましたが、今回のマイナーアップデートでiPhone13が対応となりました。
2021年発売のiPhone13シリーズがなぜ今になってという疑問は残りますが、衛星通信に必要な専用ハードウェアが実は搭載されている可能性が当時から出ていました。
発売当時はなんらの理由で使用可能な状態には達しておらず、今回のiOS18.5で解消されたとみるのが自然かと思います(あくまで推測です)
衛星通信であり通話はできない

「衛星通信」とあるとおり、緊急時のメッセージ通信が主であり通話はできません。
現状メッセージのみですが、将来的には衛星通信で可能なデータ量が増加し、通話が可能となる日が来るかもしれませんね。
国内においては既にauがStarLinkDirectの商用サービスを始めており、他社回線利用者でも契約可能のようです(sim、プロファイルの設定などは必要)。
国内大手の他キャリアは利用予定のバンド停波のタイミングと思われますが、2026年頃にサービス開始予定という情報が出ていますので、来年になれば状況が変わってきそうですね。
Edyカード読み取り不具合解消

iOS18.4の不具合報告が多かったのでiOS18.4.1が早い段階でリリースされましたが、この時点でまだEdyの不具合は解消されていませんでした。
てっきりバグ修正アップデートとしてiOS18.4.2がリリースされると思っていたのですが、まさかのiOS18.5リリースです。
公式のリリース内容に「バグ修正」の記載があるので、ある意味18.5に寄せてしまったのかもしてないですね。
早速アップデートしてみたところ、edy不具合がなんと改善されていました!!
本体にくっつけてのedyカード読込みや、チャージという本来の使用が可能となり、暫定対応で約3cm程離す繋がりやすくなるという微妙な距離調整作業から解放です!
今回のアップデートは意外に容量が大きい

今回のアップデートファイルについて、私の所持しているiPhoneSE2では「1.15GB」でした。
直前のiOSは18.4.1なので本当に一つ前からの更新ですが、この容量の大きさはちょっと驚きました。

会社携帯のiPhone14では「1.34GB」と相変わらず200MBくらいの機種差が生じてるものの、どちらも1GB超えの大きなものとなっています。
直前の最新だったiOS18.4.1からでこの容量なので、しばらく更新されていない方はもっと容量が大きくなると思います。
アップデート時間は20分ほど
アップデートファイルのダウンロードや、電池残量、他アプリの稼働状況などユーザーさんの利用状況によって差が生じますが、iPhoneSE2の場合で約20分程という事で意外と時間が掛かりました。
ちなみに会社携帯のiPhone14は15分程でした。
アップデートによる本体容量について
iPhoneSE2アップデート前

アップデート前のiPhoneSE2のOSデータとシステムデータの容量で、システム全体として22.01GBとなっています。

こちらはアップデート前のiPhoneSE2のストレージ容量で107.75GBとなっています。
私の所持しているiPhoneSE2が128GBモデルですが、使う方によってこの空き容量は異なりますのでご注意下さい。
iPhoneSE2アップデート後

アップデート後のOS、システムデータ容量ですがOSが0.04GB(MB換算で40MB)、システムデータが0.22GB(MB換算で220MB)と微増していますね。

こちらはストレージ容量となりますが、108.35GBということで0.6GB(MB換算で600MB)とこちらも少し増えている状況です。
iPhone14アップデート前

iPhone14はシステム全体で17.54GBということで個人スマホのiPhoneSE2より少ないですが、iPhone14は会社スマホなので法人設定関連で差があるのかもしれません。

ストレージですが、会社スマホは64GBモデルとはいえ、使用容量が23.06GBとほとんどデータを使用していない状況。
iPhone14アップデート後

アップデート後はOSが11.82GB、システムデータが7.16GBとシステムデータが結構増加しています。

ストレージ容量については24.04GBなので約1GBほど増加している状態です。
アップデート前後の各容量比較表
容量項目 | update前 | update後 | 増加合計 |
---|---|---|---|
SE2 OS | 11GB | 11.04GB | 0.04GB |
SE2 システムデータ | 11.01GB | 11.23GB | 0.22GB |
SE2 ストレージ | 107.75GB | 108.35GB | 0.6GB |
14 OS | 11.78GB | 11.82GB | 0.04GB |
14 システムデータ | 5.76GB | 7.16GB | 1.4GB |
14 ストレージ | 23.06GB | 24.04GB | 0.98GB |
各端末、容量について表にまとめてみました。
アップデート後の容量としてはiPhoneSE2はシステム全体、ストレージ共に微増ですが、iPhone14はシステム全体で1.44GB、ストレージ0.96GBと少々大きな増加になっています。
特にiPhone14のシステムデータの増加が1.4GBと大きいのと、衛星通信対象機とそうでない場合の適用状況が分かれたようにも見えますね。
アップデート後の不具合

アップデート後の不具合でよくある電池の消耗が早くなった、本体が熱いという状況は特に発生していませんし、 再起動も普通に出来たので私の端末では特に問題は発生しませんでした。
またセキュリティーパッチ関連について、iOS18.4で約70件程あり、iOS18.4.1で2件、そして今回のiOS18.5で約30件程と少々多いので、機能的な部分は特にという方もセキュリティー面でのアップデートはした方が良い内容となっています。
最後に

いかがでしたでしょうか?
今回はiOS18.5のアップデート内容について紹介しました。
目玉のiPhone13シリーズ衛星通信が大きな内容ですが、それ以外にも追加内容やバグ修正、セキュリティアップデートなど少々ボリュームの多い内容となっています。
iOS18.4.1でも修正されなかった内容はedy以外もあるので、もしかしたら今回のiOS18.5で改善されているかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回