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当サイトのバッテリー問題に関する記事を以下掲載します。
【増加傾向】最近のバッテリー上がり事情 | Heyてつブログ
今回のバッテリー測定結果

毎日そこそこ走っていますが、定期的に測定するとバッテリーの減りがそれでも大きいと感じます。
バッテリー上がりはしていませんが、冬場になって12.4Vになるのがこれで3回目なので、結果として充電のためしばらくアイドリングで電圧回復しました。
ちなみに測定は「ディープスリープ」に入ってから実施していますので、本来のバッテリー状態を測定するのに1番良い時です。
以下が3時間ほどアイドリングした時の結果表です。
測定項目 | 充電前 | 充電後 |
---|---|---|
電圧 | 12.4V | 12.7V |
SOC | 69% | 95% |
SOH | 86% | 88% |
SOCは充電率で、SOHは健康度みたいなものです。

バッテリー健康度は86%なので問題ありませんが、充電率は69%とやや減ってる状態。
充電量が少ないとバッテリーは劣化が進むので早速アイドリングによる充電を実施。

約3時間ほど充電した後ですが、電圧12.7Vで充電率は95%まで回復しました。

健康度ほぼ変わりないので現状約90%ということでバッテリーの状態としてもまだまだ問題ないことが分かり一安心です。
やはり定期的な確認が必要ですね。
冬場というより新世代車の特有っぽさ?
納車されてから3年経ったので新車ではありませんが、バッテリー状態は全く問題ないのでもちろん交換していません。
補機バッテリーは適切な処置でメンテすれば本来「10年持つ設計」なので、先代プリウスαの時と同じようにせめて7、8年は持たせたいですね。
先代プリウスαの時はこのようなバッテリー低下は全くなかったのですが、最近新世代車で話題に上がっている「燃費優先」による特有さを感じます。
燃費優先制御について
駆動バッテリーの電力を走行時のモーターに利用する割合を多くすると燃費を良くすることが出来る反面、補機バッテリーへの充電割合が下がるので、走行した割に補機バッテリーに十分な充電されない場合があるというものです。
もちろん制御プログラムを解析したわけでないので「憶測」ですが、同じような経験やそう思う方が一定数いるのも事実です。
初めて90系ノアに乗車した時から感じている事ですが、走行時のモーターアシストがかなりあるのは実感しています。
また重たいミニバンでも結構な加速が出来ますし、平均20km/lの燃費はミニバンレベルではかなり良いと思えますが、毎日往復30km程走行しても、今回のように電圧低下になっていることがあるので、燃費優先制御について一つの要因と思える内容でした。
私の場合、バッテリー延命のためのサルフェーション除去装置として、エルマシステムさんの「のびー太」を装着していることもあり、エンジン停止後パルス電流による除去処理で微小な電力は使用しているものの、翌朝バッテリー低下を引き起こすほどの状態にはなっていません。
ログ収集タイミングはせめて走行中に!
エンジン停止後に最小電力での待機状態に入ることを「ディープスリープ」と言いますが、最近の新しい車ではディープスリープになるまで結構時間のかかる車種が増えています。
90系ノアの場合は約30分近く経たないとディープスリープにならないのを私自身確認しており、その間何をしているのか?について以前確認したことがあるのですが、「Tコネによる走行データをセンターに送信している処理がある」とのことです。
もちろん一定電圧以下の場合の制御はあると思いますが、エンジン停止後に一定電力を消費するので、バッテリーに対してあまり良くない状態です。
走行データ回収はせめて「次回の走行中して欲しい」ですね。
充電制御車とは?
ハイブリッドではなくガソリン車ならオルタネータが常時補機バッテリーに充電するから大丈夫でしょ?と思われますが、実は最近のガソリン車の中には「充電制御車」という、バッテリーの充電量が一定以下にならないと充電されない車種があります。
ガソリン車だから大丈夫というわけではないので、バッテリー問題は今後も色々ありそうですね。
最後に
如何でしたでしょうか?
「定期的に補機バッテリーへの充電が必要」というのは納車されてから3年経過した今、一つの結論として実感している内容です。
セルフチェック可能な測定器についてはネットで比較的安価で購入できるので、バッテリーについてはディーラーの定期チェックだけでなく、セルフチェックも重要と思います。
測定時の注意点としては、スマートキーが近くにあると自動車がスマートキーの電波を検知していつでも起動できる準備を始めるので電力を多く消費する状態になります。
スマートキーは遠くに置いて、ディープスリープに入ってからの測定が本来の電圧を測定できる点に注意ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今回はここまでとします。
それではまた次回