みなさんこんにちは、管理人のてっぺいです。

今回は1年半程前に取り付けたMirrorcam2の取り付け内容の紹介です。

Youtubeでも以前に「神ドラレコ」とかなり話題になった製品です。

この記事が公開された2024年2月2日時点ですが、新製品である「ミラーカム3」が予約販売中となっています。

2月末発送予定とのことで最初のロットもう残り500切っていたので割引中の今がチャンスと思います。

本記事についてはプライバシーポリシーに基づき可能な限り細心の注意を払って掲載しておりますこと予めご了承頂いた上でお読み頂けると幸いです。

本記事は2024年02月02日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の内容と異なっている場合があります。予めご了承下さい。

気になった方はこの先も読み進んでみて下さい。

ミラーカム2梱包物

Mirrorcam2化粧箱

 届いた段ボール箱の中から、画像のような真っ白で綺麗なMirrorcam2の化粧箱が出てきました。白って綺麗ですね。

Mirrorcam2箱オープン

 箱を開けると、丁寧に梱包されたMirrorcam2の本体を確認できます。(部屋の映り込みあるのでちょっと処理させてもらっています。)

 保護フィルムには「ケーブルの挿し位置」と、「オンラインマニュアルのURL」が印刷されています。

 そうなんです。この製品にマニュアルは添付されていないので、URLにアクセスしてネットで見る必要があります。

ミラーカム2梱包物

Mirrorcam2の梱包物です。

 「本体」、「前カメラ」、「後カメラ+車外用ブラケット」、「GPS」、「シガーソケット用電源」、「カメラ用配線」、「本体固定用のゴムバンド大小」、「後カメラ用車内ブラケット」、「ふき取りクロス」といった感じで必要なものが入ってます。

 中でも「予備用両面テープ」と、「2種類の内張はがし」まで梱包されているのは良心的ですね。

 リアカメラケーブルについては「7m」もあるので大型のミニバンでも余程大丈夫と思います。90系NOAHでは結構余りました。

ちなみに「MicroSDカード32GB」は本体装着済みとなっています。

バックカメラ配線に便利なヘラ

 画像やや右にある2つの「内張はがし」ですが、公式サイトの施工方法動画にもあるとおり配線を埋め込んだり、カバーを外すのに丁度良い大きさなのでとても作業がし易かったです。

ミラーカム2ざっくり配線

ミラーカム2バックカメラ導線図

 細かい施工方法はYoutubeや公式サイトで多く紹介されているので、ここでは概要だけ紹介します。

 プライバシポリシーにも記載はありますが、本サイトの内容は「参考情報」となりますので、作業は自己責任となります。

 施工に関する情報はYoutubeや検索するなどして事前に確認される事をオススメします。

さてここから本題となります。

 赤線がバックカメラ用配線となり、青線はフロントカメラ用配線の「ざっくりルート」になります。

 バックカメラ用は7mありますが、赤い矢印①~⑤のようなルートをとおるので、あらかじめ大まかにケーブルを這わせた状態でケーブルを後方のハッチバックに伸ばしておくと作業がやりやすいと思います。

バックカメラ配線の流れ

①のルームミラー部分から内張はがしを使って天井裏に押し込みながら助手席窓側へ

②のサイド部分も内張はがしを使って天井裏に配線しながら後方へいきます。

③画像のようにウェザートリップを外して蛇腹部分まで配線します。

④針金や、固めのインシュロック等を使って蛇腹ホース部分を通す

⑤ちょっとコツ要りますが、カバーを少し外してハッチバック中央へ配線する

 特に蛇腹ホースを通すのが鬼門で、既に太い配線がいくつか入っているのでとても通しにくい箇所になります。ここだけで1時間くらいかかってしまいました。

 「駐車ガイドライン用の赤線」ですが、私は使わないのでそのまま折りたたんで天井裏に収納しました。

 駐車ガイド線を出したい場合はバック信号とつなげる必要があるのでちょっと手間がかかります。

余りお勧めしませんがこれも一つの配線方法

 配線が見えてても気にしない、作業をとにかく楽したい方は天井裏から蛇腹ホースを使わずそのまま直接ガラス面に付けたバックカメラに配線するのも一つの手です。

 イメージとしては赤線③のルート終わりから赤線④ルート始まりの間から配線が見えると思いますが、ここから直接カメラに配線するイメージです。

 蛇腹ホースを通す必要はないですし作業としてもかなり楽になります。

 但し、ハッチバックが開く分を見越して配線する必要があるので、天井裏からガラスに取り付けたカメラの間のケーブルが丸見えになって「見栄えがちょっと良くない」のと、「ケーブル接触の懸念」があります。

 荷物を積み込んだり、ラゲッジスペースでなんらの作業の拍子に配線を引っ掛けないように注意する必要があります。

 蛇腹を通すか、楽するかは施工主の自由ですので好きな方で作業されれば良いと思います。

バックカメラ用配線

Mirrorcamバックカメラ用配線

 蛇腹ホースを通した後は、画像のように樹脂パーツを少し浮かせて配線を引っ張ります。

 ここまで来たらあとはバックカメラをセンターの丁度良い位置に取り付けて、余ったケーブルを蛇腹ホース側から引っ張って戻し、天井裏に隠すだけです。

バックカメラ取付状況

 車内から見たバックカメラを取り付けた状態です。

 蛇腹ホースを通して、ケーブルが見える部分を最小限にしているのでとてもすっきりしています。

後方カメラ車内設置の注意点

バックカメラワイパー範囲

1つ目:カメラ本体を付ける場合は熱線への配慮が必要。

 リアガラスには熱線が張られている車種があり、90系ノアも等間隔で熱線があります。

 この熱線の上に両面テープでカメラ固定すると、なんらの理由で剝がす際に熱線が取れてしまうなどの破損懸念があります。

2点目:雨天時のカメラ視界確保。

 90系ノア・ヴォクシーの後方ワイパーは収納型になっており、リアスポイラーに隠れるような仕様になっています。

 上図は90系ノア・ヴォクシーのリヤワイパー稼働エリア(水色部分)になっており、ワイパーを動かしてもカメラ部分はふき取りが出来ないエリアであることが分かります。

 他の車種ではワイパー稼働エリアが上図と反対になっているなど、同じカメラ取付位置でも稼働エリア内になることもあるので、事前にワイパー稼働エリアは確認しましょう。

ワイパー可動域へカメラを移動して対策

バックカメラワイパー取付位置参考

 ワイパー可動域ではない部分でドラレコをしばらく使用したらどうなるか?ですが、晴れの場合は特に問題ないのですが、雨の時に雨粒がガラスに付着して、カメラの後方映像としてはかなり見づらい状況に場合があります。

 こうなると視界が悪くなるたびにカメラ部分のリアガラスを拭き取る必要があるので、何らの対策が必要になります。

 青矢印のように下にずらすと「配線が見える」のと、ルームミラー越しの後方視界に「カメラが目立つ」ようになる。

 また緑矢印のように横ずらした場合は、カメラ映像のセンタリング感の影響。

 この2つが気にならない場合は、ワイパー可動域への移動も対策の一つと思います。

ワイパー可動域外の設置対策

バックカメラ撥水剤エリア

 私の場合はセンター上部がカメラ映像の画角的に良いのと、取り付け後の見栄えの良さ、運転時の後方視認性としても良かったため、ワイパー拭き取り範囲外にはなりますが画像の位置に設置しました。

 そうなると、「雨対策はどうするの?」となりますが、ガラコ等の撥水材や、撥水シート等の商品を使って対策するのが効果的です。

私の場合はSOFT99の「ガラコミラーコートZERO」を塗布しています。

 この商品の本来の施工場所はドアミラー用なので自己責任とはなりますが、塗布された部分が乾くと、物理的接触しない限りコーティングが持続します。

 上図の緑範囲に塗布していますが、面白い程水を弾きます。

 注意点としては、塗布後しばらく経過するとわずかですが薄っすら白っぽくなることがあります。

 カメラの映像ではそんなに影響ないので私は気にするほどでもないと感じますし、むしろ雨天時にノーメンテで視界確保が持続出来るのは本当にすごいです。

 あとはリアのウォッシャー液噴射した場合、90系ノアヴォクシーですと、中心よりややズレた部分から洗浄液が垂れる仕様なので、コーティングしたところの効果が薄くなることがあります。

フロントカメラ電源配線

ミラーカム2バックカメラ導線図

ここからはフロントカメラ用電源配線です(シガー電源)

青線①のルームミラー部分から内張はがしを使って天井裏に押し込みながら助手席窓側へ

青線②助手席のウェザトリップをドア付け根部分だけ外して下方向へ配線

フロントカメラ助手席配線1

 画像のようにウェザートリップは引っ張れば外れるので、青矢印のように配線を内張はがし使って天井裏に埋め込んでいき、助手席側のフロアマット部分まで電源配線を下ろしていきます。

フロントカメラ助手席側配線2

 矢印に沿って配線していきます。樹脂カバーの境目が発煙筒やや上あたりにあり、奥まで続いているので埋め込むように配線していきます。

 矢印線にちらっとカメラ用電源配線が見えると思いますが、最後はこのウェザートリップ用の溝に隠すようにして、ウェザートリップを戻します。

★作業ポイント★

ウェザートリップを元に戻す際は、配線の過不足がない状態を確認してからの方が良いです。

フロントカメラ電源配線助手席フロアマット状況

 画像左側に発煙筒が見えると思いますが、1つ前の画像のように樹脂パーツの堺があり、隙間にケーブルを入れ込みながら画像の点線奥まで配線できます。

 青点線の始まりの位置まで行ったら画像のように右側へ配線していくわけですが、この青矢印の布?部分は簡単にめくることができるので、余った配線などを隠すこともできます。ここで配線の調整をするのも良いでしょう。

 続いて画像右側のセンターコンソール部分は下側であれば配線を隠せるように入れ込むことができるので矢印方向に配線していきます。

注意点があります。

 上図の点線ルートでシガー電源に配線した場合、私の90系NOAHでは付属のシガー電源ケーブルの長さがちょっと足りなかったです。

 発煙筒より奥の部分に、ヒューズボックスがあるのでそこから電源を取る場合は十分に電源ケーブルが足りるのですが、シガーからヒューズタイプにする市販品を購入するか、加工して配線するなどの対応が必要。

不足分をどうしたか?

 元々セキュリティー機器をシガー電源使っており、今回ドラレコでもシガー電源を使うので電源が不足します。

 そこで市販の「シガー電源2分配+延長(約1m)タイプ」を別途購入して対策しています。

 このシガー分配のソケット部分は差込むだけのタイプではなく、差し込んで回すことでプラグロックされる「抜け防止機能付き」のソケットになっています。

 ただ差し込むだけのタイプの場合、振動やなんらのショックで抜ける可能性があるので、こういう抜け防止機能がある方が安心ですね。

 上図の簡単にめくれる布の中央あたりで繋げて収納していますが、「防塵、トラッキング対策」として、接続部分を念のため「絶縁テープで保護」してある状態です。

配線が足りない場合の対策2点について

1つ目:画像発煙筒の奥の方にヒューズボックスがありますので、エーモン等のシガー電源からヒューズ変換する市販品を別途購入してヒューズ電源に接続する(ヒューズ取り扱いの事前知識必要)

2つ目:シガーソケット延長を別途購入して配線する(今回私が施工した方法になりますね。)

 あとおすすめしない方法にはなりますが、画像ルートではなく「フロアマットの下」を通してシガーソケットにショートカット配線する方法もあります。

 この方法ではシガー電源に接続することが出来る反面、通すルートによっては「助手席の同乗者が配線を踏んだり」、助手席のマットに荷物を載せたりすることで「電源ケーブルに圧力がかかる可能性」があります。

 この圧力状態が長時間続くと配線ストレスによる発熱や場合によっては火災のリスクも懸念されるためおすすめしません。

フロントカメラ電源配線シガー電源接続

 画像左のマット奥から点線の矢印のように下側に入れ込んで配線したのち、画像右上部にあるシガーソケットへ接続するために配線を立ち上げます。

 ここであれ?っと思った方がいるかもしれませんが、シガーソケットに接続している電源プラグがミラーカム2付属のものと違うのは、ひとつ前のところで説明したとおり「シガー電源分岐+延長」を使っているためです。

★作業ポイント★

 余裕がない状態で配線すると立上げ部分の曲がり等で配線にストレスがかかったりするので、画像左側のフロアマット奥の方から、センターコンソールの樹脂部分の配線は余長を少しとってから埋め込んで隠す方が良いです。

最後に

如何でしたでしょうか?

 取り付けしたのは1年半前の内容ですが、今までドラレコ取り付けしたことのない私でも、オンラインマニュアル参考にして取り付けが出来ました。

 蛇腹ホース部分は本当に苦労しましたが、苦労しただけあって見栄えもなかなかで仕上がったと思います。

 本当はヒューズ電源から取りたかったのですが、ちょっと懸念点いくつあって解決できなかったので一番安全なシガー電源での施工となっています。

 カーショップやディーラで依頼した場合、取り付け工賃だけで2,3万はかかる内容ですし、少しネットで調べれば施工出来る内容と思います。

 Mirrorcam2は現在も故障なく稼働しており、とても綺麗な映像をミラー液晶に映してくれますし、旅行先のドライブ映像もキレイな動画として残せるのでお勧めです。

 今は生産終了なので、後継のミラーカム3になりますが、昨今のあおり運転対策で有力な証拠になる場合があります。

 また実際の話として、相手の信号無視が原因でしたが、身内の交差点での事故において、信号機の色判定で警察への有効な証拠にもなりましたし、保険屋からも10:0判定が出るなど、ドラレコの記録映像は証拠として有効なケースもあるので今や必須アイテムとなります。

 ミラー型ドラレコはドラレコの中でも価格帯としても少々高いですが、映像の綺麗さ、確認のしやすさ等メリットは十分にありますので、まだ導入されていない方は一度検討されてみるのも良いかと思います。

今回はここまでとなります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

それではまた次回

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