アンケートで年間20万ポイント以上稼ぐ方は注意です!

アンケートサイトで年間すごいポイント数を稼ぐ方もいます。

アンケートによって得られるポイントは、アンケート回答の対価なので「雑所得」扱いになります。

ロ 雑所得となる場合
質問やアンケートへの回答等の役務提供の対価として付与されるポイントは対価性があるため雑所得となる。

出展:国税庁サイト

年間20万ポイント以上獲得する方は、確定申告が必要になる場合があるので注意が必要です。

注意点として20万の基準ですが、本サイトが、給与所得者の隙間時間としてのポイ活で紹介しているためです。

本サイトで紹介している内容は給与所得者の隙間時間で行うポイ活になるので、課税対象の基準を20万としていますが、非給与所得者の場合は48万に代わるので、税務署サイトなどで確認して見てください。

本記事は2023年10月27日時点のものです。記事掲載後の経過状況によっては実際の状況と異なっている場合があります。予めご了承下さい。

【ポイント獲得しただけで使わない場合】

 20万円分以上のポイントを「保有」しているだけであれば「課税対象外」です。

【ポイントを口座に振り込んでの現金化、商品に交換】

 アンケートサイトで獲得したポイントを、口座振り込みや、商品購入等を行った時点で「経済的利益」になるので、20万円相当分を超える場合は「確定申告対象」になる可能性があります。

(6)所得の発生時期

ポイントプログラムは、受贈者たるポイント保有者の特典の請求等の意思表示を停止条件とする贈与契約と考えられるので、ポイントによる経済的利益は、停止条件が成就した時、即ち、ポイント保有者がポイントを使用して特典の請求等をした時に得られることから、課税されるべき所得としての認識時期はポイントの使用時であると考えられる。

出展:国税庁サイト

「他の雑所得」と合算金額で20万円を超えないように注意

ポイ活だけで20万円未満は余程大丈夫と思いますが、アンケートだけでなく、アフェリエイトやアドセンスなども「雑所得」扱いになるので、これらがもしある場合は「合算」して考える必要があります。

これらの合計が20万円を超える場合は確定申告対象の可能性があるので注意してください。

私は専門家ではないので、この場での解説は複雑過ぎて説明は正直難しいですし、今回確認した内容もおおまかな事例の調査なので参考程度に留めて下さい(この内容で不利益を被っても当サイトは一切の責任は負いかねます。)

ショップポイントは「一時所得」扱い

一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。

出展:国税庁サイト

ざっくりですが、スーパーや家電の実店舗や、ショッピングサイトで購入時に付与されたショップ独自のポイントは「一時所得」扱いですが、結果として非課税です。そのポイントを使っての値引きも非課税となる。

ショップポイントは、ショップからのプレゼント的な意味合いなので営利目的ではなく、経済的利益に当たらないのが理由のようです。

1 商品購入に対する通常の商取引における値引きを受けたことによる経済的利益については、原則として課税対象となる経済的利益には該当しないものとして取り扱っています。

2 一般的に企業が発行するポイントのうち決済代金に応じて付与されるポイントについては、そのポイントを使用した消費者にとっては通常の商取引における値引きと同様の行為が行われたものと考えられますので、こうしたポイントの取得または使用については、課税対象となる経済的利益には該当しないものとして取り扱うこととしています。

出展:国税庁サイト

あとクレカ払いした際のクレカポイントの場合は「一時所得」扱いとなりますが、クレカポイントで課税を意識する必要は一般的に考えにくいとする内容が多いです。

可能性はゼロではありませんが、特別控除を差し引いて50万ポイント以上になるクレカポイントって、相当のお買い物をしないといけないですし、一般のご家庭で到達することは稀なケースと思います。

「懸賞」や、「競馬」、「スロット」、「パチンコ」などのギャンブルで得た収入も「一時所得」と同じ扱いなので、合計金額が特別控除、経費等を差し引いて50万円を超える場合は、課税対象となる点に注意。

気になった方は調べてみましょう

競馬の当選による一時収入が「一時所得」扱いとなっている解説サイトもあれば、2017年に「雑所得」扱いになる判決が出たとかありますし、結局国税庁サイトでみると「一時所得」という結果でした。

また保険金も一時金は「一時所得」、年金で受け取る場合は「雑所得」など、税区分はとにかく扱いが難しいので、コレです!というのが素人ではちょっと言えません。

対象になるかどうか気になった方は、国税庁サイトなどで詳細を一度確認してみて下さい。

この収入は区分的に何に当たるか不明な方は国税庁サイトや他関連サイトでネットで調べたり、税務署で確認してみるのも一つと思います。

「個人事業」、「副業」、「雑所得」、「経費」などで検索すると色々とこの手の内容が出てきます。

最後に

就労者が片手間の隙間時間で獲得できるポイントには限度があるので、課税を気にすることは余程ないとは思っていますが、獲得ポイントが月間で16667ポイント以上だったり、年間20万行きそうで気になるという方は一度確認をされた方が良いと思います。

何度も言いますが、気を付けるのはアンケートサイトで得たポイントは「雑所得」なので、アフェリやアドセンスなど、他の雑所得扱いのものと合算して20万ポイント超えるかどうかを確認すること。

超えそうなら注意が必要という点ですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

以上でポイ活のススメとなります。

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